若手公務員は節約のためにネット銀行を使おう!おすすめな理由4選や注意点を解説

若手公務員

「友だちにATM手数料を節約したいと相談したら、ネット銀行を勧められた。ネット銀行ってどんなメリットがあるの?」

若手公務員

「ネット銀行って、メガバンクとかと比べると預金金利が高いって聞いたけど本当?どれくらい差があるの?」

若手公務員

「ネット銀行がおすすめなのは分かった。でも、注意点ってある?」

そんな悩みを抱えていませんか?

結論をいいますと、ネット銀行はおすすめです。

メガバンクなどの実店舗型の銀行と比べると、手数料が安いなどのメリットがあるためです。

そこで、この記事では、元公務員で公務員時代にネット銀行の口座を3つ開設して活用してきた筆者が、以下を詳しく解説します。

若手公務員が記事を読んで分かること
  • ネット銀行がおすすめ理由4選
  • ネット銀行と実店舗型銀行の預金金利の差
  • ネット銀行の注意点

ぜひ最後までお読みください。

節約するなら若手公務員はネット銀行の利用がおすすめ

以前までは、給与振込口座にネット銀行を指定できない場合がほとんどでした。

しかし現在は省庁や地方自治体によっては、給与振込口座にネット銀行を指定できる場合もあります。

そのため、給与振込口座をネット銀行に指定できる場合、若手公務員は早期に変更しましょう。

ネット銀行は、節約のためには必須のツールです。

筆者も元公務員ですが、公務員時代はネット銀行の口座を3つ開設して活用していました。

そんなネット銀行がおすすめな理由を、次の項目で解説します。

イトケン

ネット銀行は、家計簿アプリとも相性が良いですよ!

若手公務員が節約としてネット銀行を使うおすすめな理由4選

  • 手数料が安い
  • 使いやすい
  • 口座維持費や管理費が必要ない
  • 万が一経営破綻しても安心

①:手数料が安い【無料も可能】

ネット銀行の最大のメリットは、手数料が安いことです。

メガバンクやゆうちょ銀行、大手地銀などのように実店舗がなかったり、少なかったりする分、人件費や土地代などの経費がかからないためです。

ネット銀行であれば、365日24時間、手数料無料も実現できます。

例えば、ゆうちょ銀行では土日祝日や時間帯によって、110円~330円の手数料がかかります。

月に2回、手数料330円を支払った場合、月660円、年間で計算すると7,920円も支払う結果になるのです。

年間の手数料支払い額(月に2回支払う場合)

110円の場合:月220円、年間2,640円(220円×12ヵ月=2,640円)
220円の場合:月440円、年間5,280円(440円×12ヵ月=5,280円)
330円の場合:月660円、年間7,920円(660円×12ヵ月=7,920円)

手数料は浪費の典型例です。手数料を無視しているといつまで経っても節約できず、お金も貯められません。

手数料が安いだけでなく、無料にできる可能性があるネット銀行を使わない理由はないといえるでしょう。

②:使いやすい

ネット銀行は、ほぼ365日24時間利用できます。

スマホで送金や残高照会もでき、コンビニATMでも手数料無料で利用可能です。

一方、実店舗型の銀行は法律の都合もありますが、土日祝日は基本的に営業をしていませんし、平日15時には営業終了になります。

ネット銀行は、実店舗型の銀行で必要な印鑑や通帳もないため、盗難の心配をする必要もないのもおすすめといえるでしょう。

③:口座維持費や管理費が必要ない

ネット銀行には、口座維持費や管理費、年会費といった費用は一切かかりません。

反面、三菱UFJ銀行や三井住友銀行、みずほ銀行といったメガバンクは、未利用口座(2年以上取引がない口座)に手数料を課すことを発表しています。

さらには実店舗型の銀行は、今まで無料だったサービスを有料化している傾向にあります。

例えば多くの銀行では、紙の通帳の発行や繰り越しについて、手数料をとるようになりました。

一方、ネット銀行は紙の通帳もなく、残高もネットで見られるなど、手続きすべてがネット上で完結します。

銀行口座を保有する上で、無駄な出費がかからないことは節約には特に有効なため、若手公務員はネット銀行の利用を検討しましょう。

④:万が一経営破綻しても安心【預金保険制度】

多くのネット銀行は「預金保険制度」に加入しています。

「預金保険制度」とは、銀行が経営破綻しても、1,000万円までとその利息までは補償される制度です。

この「預金保険制度」は、預金している本人は何も手続きする必要はありません。自動で適用されます。

メガバンクやゆうちょ銀行、大手地銀などと同じ補償制度を導入しているのであれば、手数料が安くて使いやすく、維持費も必要ないネット銀行を利用するほうが良いといえるでしょう。

金利は差がなくなった【日銀の金利政策】

以前は、ネット銀行は預金の金利面でメガバンクやゆうちょ銀行、大手地銀などと大きな差がありました。

しかし、2024年の春に大きく修正された日銀の金利政策によって、大きな動きが生まれます。

それまで、0.001%程度だったメガバンクなどの預金金利が20倍に跳ね上がったために、両者の差もほぼ無くなりました。

預金金利0.02%となったわけですが、資産運用であれば、運用次第では年金利5%も期待できます。

可能であれば、預金よりも資産運用することをおすすめします。

ネット銀行の注意点:ID、パスワード管理を厳重に

ネット銀行は、基本的にすべての手続きがネット上で完結します。

よって、IDやパスワードは厳重に管理する必要があります。

自分の不手際で不正利用された場合、基本的に補償はありません。

使いやすい反面、実店舗型の銀行にはないネットでの個人情報の管理も必要になることを、理解する必要があるでしょう。