若手公務員の皆さんは「格安SIM」をご存じですか?
詳しい内容は分からなくても、名前くらいは聞いたことはあるかと思います。
今回は、筆者が両親のスマホのキャリアを、格安SIMに乗り換えた話を紹介します。
乗り換えた結果、通信費が4分の1になり、年間約10万円の節約に成功しました。
この記事を読めば、以下のことが分かります。
- 大手キャリアから格安SIMへ乗り換えた結果、いくら節約できたか
- 通信費が削減しやすい理由
ぜひ最後までお読みください。
目次
両親のスマホキャリアを格安SIMに乗り換え【通信費の削減に成功】
スマホの通信費は、大手キャリアだと高額な傾向にあります。
モバイル専門調査機関である「MMD研究所」が調査した結果、大手3キャリアの月額料金は9,498円でした。
若手公務員にとってスマホは連絡手段としても必要不可欠ですが、高額になると家計を圧迫します。積極的に見直していきたいところです。
そこで今回は、筆者が両親のスマホキャリアを格安SIMに乗り換えて得られた結果などを紹介します。
電話料金が4分の1になった【年間約10万円の節約に成功】
まずは、以下の画像をご覧ください。
docomoから届いた筆者の両親のスマホの電話料金請求書ですが、金額を見ると、なんと 2万1,313円(1人あたり1万657円) です。
「1人あたり1万円超えは高すぎる!筆者は格安SIMで2,000円程度なのに……」
筆者は上記の請求書を見たとき、思わず2度見しました。
ということで、筆者が利用している格安SIMの「OCNモバイル」(現在は、新規契約不可)へとすぐに乗り換え。
その結果が以下のとおりで、電話料金は 2,533円 となりました。
(父親の電話料金、電話かけ放題オプション1,300円付き)
差額は、8,124円(1万657円-2,533円=8,124円)でした。
- docomo:1万657円
- ocnモバイル:2,533円
→差額:8,124円(1万657円-2,533円=8,124円)
→年間の節約額:9万7,488円(8,124円×12ヵ月=9万7,488円)
docomoから格安SIMに乗り換えるだけで、電話料金を4分の1にできたのです。
docomoのままだと、年間約12万円支払っていました。(両親2人分で年間約24万円!)
今回、格安SIMに乗り換えたことで、支払い金額は年間約3万円となり、約10万円もの節約に成功しました。
スマホの契約を見直すか格安SIMへの乗り換えを検討しよう
筆者の両親についてお伝えしますと、2人とも75歳を超えていて、買い物以外はほとんど外出しません。
父親にあっては、電話は頻繁にしていますが、通信は筆者が契約している光回線で賄っています。
そんな状態で、スマホの電話料金に1万円も必要でしょうか?
とてもではないですが、必要とは思えません。
父親もおそらくdocomoショップの店員に言われるがままに、契約したのだと思います。
若手公務員の皆さんは、スマホのキャリアはどこを利用していますか?
docomoやau、Softbankといった大手キャリアですか?
契約する際に、担当者の言われるがままに契約していませんか?
もしそうであれば、今すぐ契約内容を見直すべきです。
自分に必要な契約内容で、必要な通信費であれば、継続しても問題ないでしょう。
しかし少しでも疑問を感じた場合、契約を見直して安いプランに変更するか、格安SIMに乗り換えるかの対応を取る必要があるでしょう。
公務員は収入が安定しているため、お金に関して目を向けにくいといえます。
筆者は、元公務員で30歳頃から本格的に節約し始めましたが、20代の頃はまさにお金に無頓着で、給料が入れば飲みに行っていたくらいです。
20代の頃の筆者のようにはならないよう、若手公務員の皆さんには、もっと節約に目を向けてほしいと考えます。
当ブログ「若手公務員への資産運用ノススメ」では、若手公務員に役立つ節約のための情報を積極的に発信しているため、ぜひ参考にしてください。
通信費は削減しやすい
通信費は固定費に該当しますが、固定費のなかでも通信費は削減しやすいといえます。
固定費とは「毎月、一定の金額を支払う費用」であり、以下が該当します。
- 住居費(住宅ローンや家賃)
- 通信費(スマホや光回線など)
- 保険料(生命保険や医療保険など)
- 自動車維持費(税金や点検代、駐車場代、車検代、自動車保険代など)
- 水道光熱費 など
上記の固定費のなかでも、通信費は見直すための作業が少ないことから、圧倒的に見直しやすいといえます。
大手キャリアから格安SIMへの申し込みも、1時間もあれば終了します。
電子SIMの「eSIM」であれば、申し込んで最短当日に使用可能になるでしょう。
物理SIMであっても送付されて到着次第、すぐに開通作業を行えば、その日のうちに使用可能になります。
通信費以外の固定費を見直す場合、とてもではないですが最短当日ではできません。
このように節約として固定費を見直す場合、まずは圧倒的に見直しやすい通信費から見直すようにしましょう。
まとめ:若手公務員は格安SIMで通信費を節約しよう
今回は筆者の両親のスマホをdocomoから格安SIMに乗り換えて、月間8,124円、年間9万7,488円の節約に成功した話を紹介しました。
通信費は、固定費のなかでも特に見直しやすい費用です。
大手キャリアから格安SIMへの申し込みも、1時間もあれば終了します。
電子SIMの「eSIM」であれば最短当日、物理SIMも郵送到着日に開通可能です。
若手公務員にとって格安SIMはメリットが大きいため、ぜひとも利用することをおすすめします。