「節約のために、家計簿を付けようと思う。アプリだと自動で記帳できると聞いたけど、おすすめなアプリはある?」
そんな悩みを抱えていませんか?
結論をいいますと、若手公務員も節約のために家計簿を付けたほうがいいでしょう。
家計簿を付けることで固定費を見直すことができて、結果的にお金を貯められます。
また家計簿を付けるのは面倒ですが、家計簿アプリである「マネーフォワード」を利用すれば記帳の自動化が可能です。
そこで、この記事では、公務員時代から現在まで7年ほどマネーフォワードを利用して家計簿記帳を自動化してきた筆者が、以下を詳しく解説します。
- 節約のために家計簿で家計管理する目的
- マネーフォワードの便利な機能
ぜひ最後までお読みください。
目次
若手公務員が節約のために家計管理する目的【固定費の見直し】
若手公務員が節約のために家計管理する目的として、固定費を見直してお金を貯めることが挙げられます。
固定費を見直すために必要なのが、家計簿で家計管理をすることです。
家計簿を付けて毎月の収入と支出を把握することで、無駄な支出を見つけられます。
その結果、無駄な支出を抑えることができて節約につながり、お金を貯めることができます。
しかし仕事で忙しい若手公務員が家計簿を付けるのは、面倒な作業といえるでしょう。
そこで、家計簿を自動で記帳できるアプリを次の項目で紹介します。
家計簿を付けるのが面倒ならアプリで自動化【マネーフォワード】
(画像引用元:MoneyForward ME)
家計簿を付けることで無駄な支出を見つけられ、結果的に節約につながりお金を貯めることができるとお伝えしました。
しかし雑務などもあり、ただでさえ普段の仕事が忙しい若手公務員には面倒な作業といえます。
そこで紹介するのは、筆者も公務員時代から現在まで7年ほど利用している家計簿アプリ「マネーフォワード」です。
無料で利用可能です。
マネーフォワードは利用者数が1,610万人を超え、ほかの家計簿アプリと比べると頭一つ抜きん出て多くの人が利用しています。
ここでは、家計簿の記帳が自動化できるマネーフォワードの特徴について、以下の4つを1つずつ解説していきます。
- 家計簿の記帳が自動化できる
- 連携できるサービスが業界トップクラス
- 無料でも十分な機能
- セキュリティ対策も万全
①:家計簿の記帳が自動化できる
必要な作業は、マネーフォワードから連携する銀行口座などにログインして、データを紐付けるだけです。
あとは自動で家計簿が記帳されます。
家計簿に自動で記帳される流れは、以下のとおりです。
- 連携した銀行口座に給与が振り込まれる
- アプリが自動で収入として家計簿に記帳する
支出の場合も、上記と同じ形で家計簿に記帳されます。
自分で家計簿に記帳する必要がないため、非常に楽なのは間違いありません。
また、そのほかにも以下のような便利な機能を兼ね備えています。
- 入出金やカードの支払いを通知してくれる
- 複数の口座の残高を一覧で表示
- 現在の資産をグラフで表示
- 資産の推移も一目で分かる
- レシート読み取り機能がある など
ここからは、実際に筆者が利用しているマネーフォワードのアプリ画面を紹介します。
家計簿の収支画面は、以下のとおりです。
(公務員時代の収支です)
円グラフで表示されて、費目ごとの支出金額が一目で分かります。
もちろん自動で作成してくれます。
入出金やカードの支払いを通知してくれる画面は、以下のとおりです。
高額な利用があった場合やカードの引き落とし日だけでなく、ポイントの有効期限が近づいたときの通知までしてくれます。
複数の口座の残高一覧の画面は、以下のとおりです。
残高が一目で分かり、カード利用額がすぐに確認できるのが見て分かります。
現在の資産も円グラフで表示してくれます。
総資産額や資産の種類が一目で確認可能です。
さらには、資産の推移も一目で分かります。
(1年以上前のデータを見るには有料版の登録が必要)
なおマネーフォワードは、現金で購入したものは自分で手入力で記帳する必要があります。
手入力が面倒な場合、レシート読み取り機能を利用しましょう。
(画像引用元:MoneyForward ME | 家計簿を自動作成)
筆者もマネーフォワードを利用し始めてから現金を使う機会が減り、キャッシュレス決済に移行しました。
手入力が面倒なためです。
キャッシュレス決済は、ポイントが貯まるなどのメリットがあります。
マネーフォワードを利用の際は、キャッシュレス決済への移行を検討をおすすめします。
②:連携できるサービスが業界トップクラス【2,400件以上】
マネーフォワードは、国内すべての銀行を含めた2,400件以上の銀行や証券会社、クレジットカードなどと連携できます。
同じく利用者数が多い家計簿アプリ「Zaim」でも1,300件程度なため、いかに多くのサービスと連携できるのが分かることでしょう。
またマネーフォワードは、電子マネーやポイントなどとも連携可能です。
非常に多くの人が利用している電子マネーの「PayPay」と2024年9月現在、連携できないことはデメリットですが、さまざまなサービスと連携できるため、家計管理が楽になります。
③:無料でも十分使える【ただし本家より提携版がおすすめ】
マネーフォワードには、有料版(月額プラン500円、年額プラン5,300円)もあります。
しかし家計管理には、無料版だけで十分です。
ただし本家のマネーフォワード無料版の連携可能数は4件と、十分使えるとはいえません。
この場合、ネット銀行である「住信SBIネット銀行」とマネーフォワードが連携して提供している「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」の利用をおすすめします。
「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」は本家の無料版と同じ機能で、連携可能数が10件と家計管理に十分な機能を兼ね備えており、無料で利用可能です。
住信SBIネット銀行の口座を持っていなくても、利用ができます。
連携可能数が10件もあれば、家計の把握には十分といえるでしょう。
マネーフォワードの無料版と有料版、提携版の比較は以下のとおりです。
提携版(無料) | 無料版 | 有料版 | |
料金 | 0円 | 0円 | 月額500円 (年額プラン5,300円) |
連携可能数 | 10件 | 4件 | 無制限 |
資産推移の確認期限 | 過去1年分 | 過去1年分 | 無制限 |
なお筆者は現在、有料版を利用していますが、最初は無料版を利用していました。
マネーフォワードを利用し始めるのと同時くらいに資産運用を始めた関係で、連携上限を超えそうだったため、有料版に移行したという経緯があります。
まずは「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」の無料版を利用してみて、有料版のニーズが高まってきたら、有料版に切り替えるという認識で問題ないでしょう。
④:セキュリティ対策も万全【SSL導入など】
(画像引用元:MoneyForward ME | 安全のセキュリティ体制)
マネーフォワードは、セキュリティ対策にも力を入れているため、安心して利用可能です。
例として、以下のセキュリティ対策を実施しています。
- 連携に必要なのは「ログインパスワード」のみ
- SSLを導入
- 二段階認証を設定可能
- パスワードロックと指紋認証を設定可能(アプリ版、対応デバイスのみ)
銀行などのネットサービスを利用する場合、ログインパスワードのほかに、振込みや決済の際に必要な「決済パスワード」もあります。
マネーフォワードに連携する際は「決済パスワード」を入力する必要はありません。
そのため勝手に送金されるといったリスクはなく、安心して利用できます。
またSSLを導入することで、インターネット上の情報を暗号化することが可能です。
SSLによって個人情報などの重要なデータが暗号化されるため、他人がデータを盗み見することを防げます。
「公務員でも節約のために家計簿を付けたほうが良いのかな?でも、仕事が忙しいから面倒だなぁ。何か良い方法はない?」