「節約のために固定費の見直しを済ませた。次は変動費だけど、具体的にどんなことを見直したら良いの?」
そんな悩みを抱えていませんか?
結論をいいますと、変動費の見直しは「できそうであればやる」という考えが重要です。
変動費を無理に見直した結果、日々の生活がつらくなるなら、むしろやらないほうが良いでしょう。
そこで、この記事では、公務員時代に変動費の節約を実践してきた元公務員の筆者が、以下を詳しく解説します。
- 変動費の節約は「できそうであればやる」で問題ないこと
- キャッシュレス決済がおすすめな理由
- ポイ活でポイントの二重取りができること
- ふるさと納税で食費が節約できること
- 不要品を売却することでお金を確保できること
ぜひ最後までお読みください。
目次
変動費の節約は「できそうであればやる」
変動費とは「毎月の支払い金額が変わる予測が難しい費用」を指し、以下のような費用が該当します。
- 食費
- 交際費
- 日用品費
- 趣味、娯楽費
- 被服費 など
変動費を削減する際に重要な考え方は「できそうであればやる」ことです。
節約のために変動費を削減して、日々の生活がツラくなるなら、むしろやらないほうが良いといえます。
次の項目から、今すぐ始められる節約術を紹介します。
気になったものだけでも、始めることができれば幸いです。
キャッシュレス決済に移行しよう
現金払いをできるだけやめて、キャッシュレス決済に移行しましょう。
クレジットカードやデビットカード、PayPayなどの後払いアプリを使い始めることをおすすめします。
理由は、以下の2つです。
- 家計管理が格段に楽になる
- 現金払いは損をする
それぞれ解説します。
家計管理が格段に楽になる【家計簿アプリと連携可能】
今、現金払いがメインの場合、いつ、どこでいくら使ったかをすぐに思い出せるでしょうか?
こまめにレシートを残していなければ、思い出すのも難しいといえるでしょう。
反面、キャッシュレス決済に移行することで、家計管理が格段に楽になります。
当サイトでは、自動で家計簿を付ける方法として「若手公務員も節約のために家計管理をしよう!自動で家計簿が付けられるアプリを紹介」において、家計簿アプリ「マネーフォワード」を解説しています。
キャッシュレス決済と自動家計簿は、非常に相性が良いのが特徴です。
マネーフォワードを利用することで、キャッシュレス決済で支払った分が自動で家計簿に付けられていきます。
スマホから確認ができて、いつ、どこでいくら使ったかがすぐに分かります。
キャッシュレス決済に移行することで家計管理が楽になるため、可能であればすぐに利用を始めましょう。
現金払いは損をする【ポイント還元がない】
キャッシュレス決済には、ポイント還元があります。
ポイント還元がない現金払いと比べると、間違いなくお得に買い物ができることでしょう。
例えば、還元率1%のキャッシュレス決済であれば、1万円で100円分のポイントが付きます。
ただし、キャッシュレス決済のなかでもクレジットカードだけは、以下の点に注意する必要があります。
- 利用は手数料がかからない「1回払い」のみ
- 手数料が超割高になる「リボ払い」は絶対に利用しない
もしクレジットカードが怖いなら、ポイント還元率は落ちますがデビットカードを利用しましょう。
デビットカードは支払った時点で、連携した銀行の口座から引き落としされます。
クレジットカードのように翌月請求がくることもなく、使い過ぎも防げます。
このようにキャッシュレス決済は、ポイントが貯まって節約できる仕組みとなっているため、ぜひとも有効活用しましょう。
ポイ活でポイントを二重取りしよう
ポイ活とは、ポイントサイトを経由して買い物をするなどしてポイントを稼ぐ活動のことをいいます。
ポイントサイトを経由して、楽天市場などのECショップでクレジットカード決済をすれば、ポイントの二重取りが可能です。
例えば、ポイントサイト「ハピタス」を経由して、楽天市場で買い物したとします。
この場合、ハピタスポイントと楽天ポイントの二重取りが可能です。
普通に楽天市場を利用するよりも、お得に買い物ができます。
ポイ活は、若手公務員にも非常におすすめできるお小遣い稼ぎなため、ぜひとも有効活用しましょう。
食費はふるさと納税で節約しよう
ふるさと納税で自治体に寄附すると、肉や米、野菜などの特産品がもらえます。
ふるさと納税とは「寄附額から2,000円を引いた額が所得税と住民税から控除されるとともに、特産品がもらえる」制度です。
特産品に食品類を選べば、食費の節約ができます。
実際、筆者の公務員時代にふるさと納税で食費を節約していた若手職員がいました。
その職員は、公務員1年目に300万円以上するSUV車を購入したことにより、毎月の支払いが厳しく毎食、粗食という生活を送っていました。
筆者が教えたわけではありませんが、ある時、ふるさと納税で食費が節約できると知り、食品類の返礼品を選んで節約を実践していた覚えがあります。
その職員は、返礼品の食品が届いたあと、食生活も少し改善したと話していました。
このように、実際にふるさと納税で食費を節約している若手公務員もいるため、ぜひとも始めてみましょう。
不要品は定期的に売却する【転勤がある若手公務員推奨】
転勤が多い若手公務員におすすめするのが、不要品を定期的に売却することです。
不要品を定期的に売却することで、転勤の際の引っ越し作業が楽になります。
さらには、それなりのお金が必要な引っ越し費用の足しにもできます。(通常、引っ越し業者に支払った金額は転勤後に申請することで戻ってくるが、支給されるまで時間がかかることが多い。また、転勤に伴う交通費や清掃費などは基本的に支給されない)
筆者は公務員時代の初めての転勤時は、3DKの官舎に住んでいましたが、3部屋のうち2部屋は使っておらず、ゴミや不要品を大量に置いていました。
結果、引っ越しの際の清掃や片付けで、相当苦労した覚えがあります。
また、筆者は自宅での映画鑑賞や読書も好きだったため、Blu-rayやDVD、漫画本などを大量に持っていました。
引っ越しの際は、これらの梱包作業に苦労したのですが、動画視聴サービスやAmazon Kindle Unlimitedなどのサブスクリプションが登場したことをきっかけに、すべて売却しました。
もちろんBlu-rayやDVD、漫画本などの現物には、現物にしかない良さもあります。
しかし転勤が多い公務員にとっては、梱包作業が増えて苦労するなどのデメリットが多いといえます。
そのため若手公務員は転勤のことも考えて、サブスクリプションを有効活用していきましょう。
なおBlu-rayやDVD、漫画本などの現物を売却する場合、店舗に持ち込む必要がない宅配による買取がおすすめです。
売却予定の現物が多い場合、店舗に持ち込むのに苦労するためです。
宅配による買取を利用する場合、以下のような買取店舗を利用しましょう。
予想以上の高額査定も期待できるため、気軽に問い合わせてみることをおすすめします。
引っ越しには、それなりのお金が必要になります。
転勤が多い若手公務員は定期的に不要品を売却して、引っ越し費用を確保していきましょう。
まとめ:若手公務員はできそうであれば変動費の節約に取り組もう
若手公務員は変動費を節約する場合、できそうならやるで問題ありません。
無理に節約した結果、日々の生活がつらくなるなら、むしろやらないほうが良いでしょう。
変動費の節約に取り組むなら、以下の方法がおすすめです。
- キャッシュレス決済への移行
- ポイ活でポイントを二重取り
- ふるさと納税で食費を節約
- 不要品は都度、売却
上記のなかでも、取り組めそうなものがあれば始めてみましょう。
「公務員だけど、節約の為だったら変動費も必ず見直したほうが良いの?正直、しんどいんだけど」