若手公務員は住居費を見直して節約しよう!節約ポイントを解説

若手公務員

「公務員だけど、節約のために住居費を見直したほうが良いかな?具体的にどんなことを見直したほうが良い?」

若手公務員

「官舎は古いから住みたくない!賃貸に住んでもできる住居費の節約方法はある?」

若手公務員

「公務員として骨を埋めるつもりだから、住宅ローンを組んで家を購入した。持ち家があっても節約できる方法はある?」

そんな悩みを抱えていませんか?

結論をいいますが、節約のために住居費を見直す場合、官舎に入居するのが1番効果的です。

賃貸に住むより安く住める場合が多いといえます。

しかし官舎にどうしても住みたくない場合や、持ち家がある場合もあるでしょう。

その場合の節約ポイントもあるため、安心してください。

そこで、この記事では、公務員時代に官舎に住んだ経験がある元公務員の筆者が、以下を詳しく解説します。

若手公務員が記事を読んで分かること
  • 節約するなら官舎に引っ越すのがおすすめな理由
  • 賃貸の場合の節約方法3選
  • 持ち家がある場合の節約方法2選

ぜひ最後までお読みください。

【提案】賃貸から官舎へ引っ越す

若手公務員にとって住居費の最も効果的な節約方法は、官舎に引っ越すことです。

官舎のメリット、デメリットは、以下のとおりです。

メリットデメリット
賃貸より家賃が安い
敷金、礼金が不要
空きがあればすぐに入居可能
築年年数が経っている場合がある
賃貸より設備が劣る場合がある
立地が悪い場合がある

官舎は敷金や礼金などの手続き金も不要で、家賃も安い傾向にあります。

賃貸で住居手当が支給されている場合よりも、安く住める場合も多くあるでしょう。

官舎は、基本的に空きがあればすぐに入居可能です。

ただし官舎は築年数が経っている場合が多く、なかには築年数30年以上の物件もあります。

加えて賃貸ほどの設備もなく、立地が劣る場合も多いといえます。

しかし、官舎でも住めば都といえるでしょう。

筆者の経験をお話しします。

筆者が公務員時代に住んでいた官舎の1つは、築30年以上の物件でした。

イトケン

筆者が生まれる前から存在していた官舎でした!
公務員退職後に懐かしさから、見に行ったところ流石に取り壊されていました…

設備面では、風呂はバランス釜(浴槽の横に給湯器が設置されているタイプ、現代の賃貸ではほぼ見かけない)など、全体的に古く感じていました。

立地にしても、交通量が多く平日の朝は常に渋滞が起きる地域だったため、出勤に苦労した覚えがあります。

その官舎に2回、計5年間住み、住んだ当初は不満を感じていたものの、2ヶ月も経つ頃には日常として自然に受け入れていました。

住んでみるうちに官舎付近の地域の良い面を知れたことも、1つの要因といえます。

もちろん筆者の例は極端ですが、大都市にはカウンターキッチン完備などと、賃貸と変わらない設備を兼ね備えた官舎もあります。

基本的には、家賃が安いだけで賃貸ほどの設備もなく、立地が劣る場合が多い官舎ですが、節約のために妥協できるのであれば、入居を検討してみましょう。

賃貸の場合の節約ポイント3選

  • 家賃は手取り収入の30%以下
  • 火災保険の見直し
  • 光熱費の見直し

①:家賃は手取り収入の30%以下【住居手当も活用】

前項目で官舎について解説しましたが、やはり官舎じゃなくて、賃貸に住みたいという考えもあることでしょう。

その場合、賃貸を選びますが、家賃は手取りの30%以下を目安にすることをおすすめします。

また公務員には、住居手当があります。

金額や支給基準は公務員の職種ごとに異なりますが、家賃額に比例して手当額も増えるのが特徴です。

住居手当の上限が支給される家賃の賃貸を選ぶのが良いでしょう。

なお筆者は約15年間の公務員人生で、官舎に住んだのは7年ほどです。

単に、官舎が空いてなくて住めなかったときもありますが、官舎が古く、住むのに不便な立地だったために、入居しなかったこともあります。

住居だけは妥協したくない場合、住居費以外の固定費を削減するよう心がけましょう。

②:火災保険の見直し

賃貸の初期費用の見積もりには、不動産業者が指定した火災保険の金額が記載している場合が多いといえます。

しかし、賃貸の契約と火災保険の契約はセットではありません。

指定された火災保険が割高なことも多いため、節約のために自分で安い保険を選ぶことをおすすめします。

自分で火災保険を選ぶ場合、以下のような比較サイトを利用しましょう。

自分に合った保険を見つけたら、引っ越し後に手続きすることで火災保険の見直しは完了です。

③:光熱費の見直し【電力、ガスの自由化】

電力、ガスの自由化に伴い、自分で電力会社やガス会社を選べるようになりました。

今、契約している会社より安い会社を選んで、節約のために光熱費を見直しましょう。

以下より、電力会社とガス会社の選び方を解説します。

電力会社の選び方

電力会社を選ぶ場合、解約の違約金がない会社を選ぶことが重要です。

違約金がない電力会社を探す際は「エネチェンジ」を利用しましょう。

居住地域や世帯人数、在宅状況などを入力すれば、現在の住まいの地域で利用できるプランが表示されます。

節約のために、ぜひチェックしてみましょう。

なお電力会社の切り替えには、工事費はかかりません。

集合住宅も基本的には切り替えOKなため、安心して切り替えましょう。

ガス会社の選び方

賃貸の場合、ガス会社は基本的に「都市ガス」が自由化されています。

プロパンガスの場合、大家と管理会社がガス会社の決定権を持っているため、切り替えは無理と考えて良いです。

そのため現在の住まいが都市ガスの場合、切り替えを検討しましょう。

ガス会社を探す場合も「エネチェンジ」が利用できます。

電力会社同様、節約のためにぜひともチェックしましょう。

持ち家がある場合の節約ポイント2選

  • 住宅ローンの借り換え
  • 火災保険の見直し

①:住宅ローンの借り換え

持ち家がある若手公務員もいることでしょう。

持ち家がある場合の節約ポイントは、住宅ローンの借り換えです。

住宅ローンは借り入れ金額が大きく、返済が長期にわたるという特徴があります。

その特徴から、わずか0.1%の金利差で数十万円の金額差が生まれてしまうのが、住宅ローンの危険性です。

逆にいえば、0.1%低い住宅ローンに借り換えれば、数十万円得することになります。

積極的に借り換えを検討しましょう。

また住宅ローンを借り換える場合、手数料もチェックする項目です。

借り換えの手数料は、銀行によって差があるためです。

借り換えで節約できる金額から手数料を引いて、一番、返済総額が低くなる銀行を選びましょう。

借り換え先を探す場合、価格.com「住宅ローン比較」を利用することで、一括比較ができます。有効に活用しましょう。

なお住居費の節約は、住宅ローンの借り換え以外に、繰り上げ返済をする方法もあります。

若手公務員には現実的ではないですが、中堅職員以降の節約方法としては有効なため、忘れずに覚えておきましょう。

②:火災保険の見直し

持ち家の火災保険の節約には、見積もり比較を利用します。

住宅本舗」の比較サイトの利用がおすすめです。

節約のために積極的に活用して、火災保険を見直しましょう。

まとめ:若手公務員は節約のために住居費を見直そう

結論ですが、若手公務員が節約のために住居費を見直す場合、官舎に入居するのが1番効果的です。

しかし官舎に住みたくない場合や持ち家がある場合、別の節約方法を取る必要があります。

官舎に住まず、賃貸に住む場合の節約ポイントは、以下の3つです。

賃貸の節約ポイント3選
  • 家賃は手取り収入の30%以下
  • 火災保険の見直し
  • 光熱費の見直し

持ち家がある場合の節約ポイントは、以下の2つとなります。

持ち家の節約ポイント2選
  • 住宅ローンの借り換え
  • 火災保険の見直し

住居費を見直すには、保険の比較などやるべき項目が多いといえます。

やるべき項目が多い分、節約効果も期待できるため、若手公務員は住居費を積極的に見直していきましょう。